こんにちは、春の陽気のもと代休取得中のShinyaです
今回のテーマはプロトコルです
プロトコルってよく聞くけどいまいち意味が分かりづらい言葉ですよね
そこで自分の勉強もかねて、3分で分かるくらいにざっくり解釈していきます
(なので、ほぼ僕のメモです)
細かいところは置いておいて、プロトコルの概要を掴みにいきます!
プロトコルとは「決まり事」
プロトコルとは本来「決まり事」のことです
でも、「決まり事」って言われても良く分からないですよね
そこでプロトコルの例を2つ考えてみました
例1:文字
例えば、日本人が「木」という漢字を見ると、木を想像できます
なぜなら「木」という記号は木という概念を表すという決まり事(プロトコル)が日本語にはあるからです
このような文字と概念の結びつきは一種のプロトコルです
「木」という記号自体は木という概念と本来何の関係もありません
しかしプロトコルがあるおかげで記号と概念が結びつき、記号が意味を成します
だから漢字を知らない人(漢字のプロトコルがない人)が「木」を見ても、木を想像できません
例2:信号機
信号には3つの意味を表す3つの色あります
青は「行ってよし」
黄は「もうすぐ赤になる」
赤は「止まれ」
ドライバーは信号機の色を見てこのような意味を受け取ります
しかし赤、青、黄という色には本来そんな意味はないです
赤色に止まれという意味がもともと備わっていたとしたら、トマトは周囲に「止まれ」と発し続けていることになってしまいます
信号機においては色ごとにそういう意味があるという決まり事(プロトコル)があるからこそ、信号機は機能するわけです
身近なプロトコルの例を出しましたが、実際日常で「プロトコル」と言うとほとんどの場合、
「コンピューター同士が通信する際の決まり事」
を指します
これを通信プロトコルとも呼びます
通信プロトコル
通信プロトコルは何種類もありますが、一番良く知られているのはHTTP(Hypertext Transfer Protocol)じゃないでしょうか
IT用語辞典e-Wordsによると
HTTPとは、WebサーバとWebクライアントの間でデータの送受信を行うために用いられるプロトコル(通信規約)。Webページを構成するHTMLファイルや、ページに関連付けられたスタイルシート、スクリプト、画像、音声、動画などのファイルを、データ形式などのメタ情報を含めてやり取りすることができる。
http://e-words.jp/w/HTTP.html#Section_HTTP%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%83%E3%83%89
とのことです
つまり図にするとこうなります

WebクライアントとWebサーバーが通信(データのやり取り)をする際に用いる決まり事がHTTPなんですね
WebサーバーにはHTMLファイルが保存されています
それらを私たちインターネットユーザーはブラウザを通して見ることができます
その際、私たちはいちいち
「誰々のどこどこの何ていうHTMLを見せてください」なんてWebサーバーにメールしたり電話したりしないわけです
URLを指定したら自動で特定のHTMLファイルデータを受け取れるようになっているからです
これを可能にしているのがHTTPと言えるでしょう
個人的には通信プロトコルは変換に関するする決まり事だと解釈しています
例えばWifiで通信ができます
つまりブラウザから要求したURLは一度意味を持った電波になるわけです
しかしもし文字列を電波に変換する際に決まり事がないと意味がなくなってしまいます
細かく言うと、この文字はこの波形という風に対応関係が決まっていないと電波に意味がなくなってしまいます
そしてその対応関係が世界共通でないと電波を受ける側が電波を解釈できなくなってしまいます
HTTPは世界共通の決まり事だからこそ、どこの国のサイトでも、自分がどこにいてもブラウザから同じようにアクセスできるといえます
まとめ
プロトコルとは本来「決まり事」のことだけど、一般的には「コンピューター同士が通信する際の決まり事」のことを指す
情報をいろんな形に変換する際の決まり事が通信プロトコル
世界共通のプロトコルがあるからこそ、インターネットを通じて世界中の情報にどこからでもアクセスできる
以上が、3分でプロトコル解釈でした
かなりざっくりで、なんかすみません、、
でもざっくり大きく理解してから、細部を見る方が効率いいですからね
それでは、また